お風呂の壁を簡単リフォーム

古い磁気タイルのお風呂の壁を簡単リフォーム

築50年の実家のお風呂の壁をリフォームすることにしました。上の写真は完成後の写真です。仕上がりはイメージ通りに出来ました♪

ちなみに、元々のお風呂の状態は上の写真の左側、リフォーム後は右側になります。

なかなか年季の入ったタイルです。半世紀の歴史を感じます。部分的に割れていたり、今では使わない穴が空いてしまっています。

また、壁から色々な後付けの配管が出ています。今は使わないのにまだ残っているので、ごちゃごちゃしていて見た目が悪いですね。


先日は浴槽の交換と、床の磁気タイルからクッションフロアに変更しました。過去の記事はこちら。
今回のリフォームの目標は”ホテルの浴室を再現する!”を目標に頑張りました!

壁材(ウォールデコッシュ)について

DIY 壁材も、タイルやウォールパネル、ペンキなどを使用することができます。

タイルを使用する場合は、柄や色を変えてアクセントをつけたり、縦横の方向を変えたりすると、おしゃれな雰囲気を演出できます。

ウォールパネルは、防水性が高く、施工も簡単なため、初心者でも取り組みやすい方法です。


ネット検索して色々迷った挙句、今回はウォールデコッシュというウォールパネルを使うことにしました。
ウォールデコッシュは、壁のリフォームに使用される素材の一つで、以下のような特徴があります。

1. 簡単に施工できる:ウォールデコッシュは、自己接着タイプの壁材で、専門的な知識や技術を必要とせず、比較的簡単に施工できます。
2. 耐水性が高い:ウォールデコッシュは、水に強く、お風呂やキッチンなど、水回りの壁のリフォームに適しています。
3. デザイン性が高い:ウォールデコッシュは、多様なデザインや色柄があり、自分好みの雰囲気に仕上げることができます。
4. 手入れが簡単:ウォールデコッシュは、汚れやカビがつきにくく、水拭きや中性洗剤で簡単に手入れができます。
5. コストパフォーマンスが良い:ウォールデコッシュは、リフォーム費用を抑えることができるため、コストパフォーマンスが良いとされています。

上記の特徴の他に、樹脂材と石膏がサンドイッチ構造になっていて、耐火性を持たせた構造になっています。

壁材貼り付け作業


2-1. 下準備

  • 壁から出ている不要な配管を取り除きます。
  • 壁の汚れを落とします。その後、しっかり乾燥させます。
  • 磁気タイルが割れていたり、既に外れそうになっているところは予め取り除きます。

2-2. 下地調整


浴室用セメントで下地を整えます。今回はトーヨー社製バスセメントを使いました。この浴室用セメントは水を加えて混ぜるだけ。固まる前に佐官用のコテに水をつけて表面を撫でると綺麗に整います。また、固まった後もガリガリと比較的簡単に削る事ができます。
きめが細かいので、細工しやすかったです。

セメントを混ぜるときは一気に水を加えるのではなく、様子を見ながら少しずつ水を加えます。自分が扱いやすい硬さになるまで水を加えてみてください。


2-3. 水平線を描く


水準器を当てながら、貼り付ける箇所にラインを引きます。

貼り付けは現場にもよりますが、壁の左下の角から貼り始めると比較的上手に貼れます。


ちなみに、ウォールデコッシュについている粘着テープは強力なので、位置がズレると修正するのは困難です。一発勝負できっちり位置を出す必要があります。

あーっ、ズレてる!と思って、もう一度貼り直そうとしても、とても強力な接着力のため、剥がれません。無理やり剥がそうとすると、樹脂部分が変形してしまいます。私はこれで数枚の壁材を無駄にしてしまいました(泣)



2-4.コーキングで仕上げ


ウォールデコッシュ間の隙間には防水の為にコーキングを流し込みました。青いテープはマスキングです。
もしかしたら、タイル用のセメントを使えるかもしれませんが、プラスチック(PVC)の部分が熱膨張(寸法の変化)した時のことを考えて、コーキングを使いました。

少し隙間(1-2mm程度)を開けて接着しました。が、目分量で行ったので、ズレてしまいました。後から思いついたのですが、スペーサーをきちんと用意して施工したほうが仕上がりが段違いに綺麗です。



2-5. 出角(ですみ)の処理
そのままにしようかとも思いましたが、ウォールデコッシュは石膏の層があるため、出角の処理をする必要があります。そのままにしていると、水がかかったときに石膏層に水分が染み込んでしまいます。カビの繁殖が怖い。。。
アングルを近所のホームセンターで買ってきて、コーキングで貼り付けました。

2-6. 水道用の穴の処理

水道用の穴は、一度壁材を貼り付けてしまうと、当然穴の位置が分からなくなりますので、壁材を貼り付ける前に穴の位置を把握して穴あけしておく必要があります。

その時のちょっとしたテクニックを紹介します。

穴の上に半透明のテープを貼り付けます。

この時、粘着面が壁材にくっ付くように貼り付けます。

穴の位置を半透明のテープに描きます。

壁材を貼り付けたい位置に仮置きすると、テープが壁材に張り付いて、穴の位置がわかるようになります。

このテープに書いた穴の位置を目安に穴を開けます。

pipe centering
center tape

壁材に水道用の穴を開けるときは、ホールカッターを使うと綺麗に開けられて、仕上げもプロ並みになります。

ホールカッターは下穴を開けておくと、中心がずれないので仕上がりが良くなります。

作業完了

completed


なかなかいい感じになりました。材料を買ってきて貼り付けただけですが、結構綺麗に出来たと思います。
親も綺麗になったと喜んでくれて、私も満足です。
ウォールデコッシュのデザインはパッと見た感じ、本物の石のように見えるので、とても高級感があります。

材料が余ったので、キッチンのリフォームも行いましたので、今度それについても投稿します。

また、浴室のリフォームの一環で、シーリングライトと換気扇も交換しましたので、またブログにアップします。

それでは、最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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