DIYでクッションフロアを張り替える時のコツをお教えします。

クッションフロア張り替え

DIY初心者でも失敗しないような、フローリングにクッションフロアを重ね貼りする場合の施工例についてご紹介します。

自己紹介しますと、私はDIYでセルフリフォームしながら不動産の賃貸経営をするオーナーです。

自分の投資用物件で色々なDIYを試しながら得られたノウハウをDIY初心者のために公開しています。

さて、DIYでクッションフロアを貼る流れは次の通りです。

それぞれの作業についても詳細に解説していきます。

Step1

Photo by CDC on Unsplash

掃除

埃や髪の毛など綺麗に取り除きます。綺麗に仕上げるには下準備が重要です。

掃除機で掃除した後に、必要に応じて濡れた雑巾で拭き掃除をします。

下地調整

もしも、凹んだ箇所があった場合には、床用のパテを使って凹みを埋めます。

壁クロスを貼るときのパテを床の補修に使うことはお勧めしません。床用のパテがありますので、そちらを使うようにしましょう。

クッションフロア採寸

必要なクッションフロアの寸法を採寸します。クッションフロアのプリントのデザインによっては、購入する長さが異なる事があります。

例えば、奥行きを出したいような場合には木目の目地を部屋の入り口から見て長手方向を入り口から部屋の奥へレイアウトします。

ただ、このようにレイアウトすると、少しデメリットがあります。それは、必要なクッションフロアの長さが長くなってしまうことです。

とはいえ、DIYで施工する場合、原材料費は二千円から三千円くらいしか変わらないので、ちょっと奮発して材料を多めに購入することで、自分の思い通りの部屋に仕上げることができるとコスパはいいと思います。

大まかにカット

クッションフロアを借り置きして、大まかにカットします。

築年数の長い家屋の場合、部屋が綺麗な句形になっていない事があります。

巾木も真っ直ぐではない事があります。

そんな時のために、仮置きしたクッションフロアは少し大きめにカットしておくことをお勧めします。

部屋の半分にボンドを塗ります

仮置きしたクッションフロアをめくります。

この時、部屋の奥側の部分を部屋の半分だけめくって、クッションフロア用のボンドを塗ります。

この時にクッションフロアがずれてしまわないように、マスキングテープで仮止めしておきましょう。

オープンタイムをとる

ボンドを塗ったら、所定の時間しっかりとオープンタイムを取ります。

オープンタイムが不十分だとクッションフロアの接着が不十分であったり、貼り付けた後の接着剤の乾燥時間が長くなってしまって、工程の遅れや、クッションフロア自体のズレにつながってしまいますので、オープンタイムはしっかりととるようにしまよう。

ボンドの上に被せる

オープンタイムをしっかりと取ったら、めくっていたクッションフロアをボンドの上に被せます。

被せた後は、ハケや乾いた雑巾でクッションフロアを床に押し付けて圧着します。

余分な部分をカット

クッションフロアを被せたら、部屋の奥側の余った部分をカットします。

地ベラを使って、よく切れるカッターでカットします。

カッターでカットする前には竹ベラで部屋の隅をしっかりクセを付けておくときれいにカット出来ます。

出隅、入角のカット

出隅、入角のカットは慣れるまでは難しく感じるかもしれませんが、慣れてくるとそうでもありません。ちょっとしたコツがあります。

そもそも、クッションフロアは結構丈夫なので、折り曲げたり丸めたりする事ができます。

出隅の場合

出隅の場合、クッションフロアを折り曲げながら、角を探し当てます。

角を探し当てたら、そこにブスッとカッターを差し込みます。

差し込んだところから、将来カットする部分に切れ込みを入れて、敷き詰めたい床に沿うように材料を折り曲げます。

入角の場合

入角の場合はまさに折り紙のような容量で、角を探します。

角を探し当てたら、これまたブスッとよく切れるカッターを刺します。

差し込んだら、出隅と同様に将来切り落とす箇所に向かって切り込みを入れます。

切り込みを上巣に入れると、材料を床に沿って綺麗に敷き詰めることが出来る様になります。

この時の施工のコツは、アセらない事です。

接着剤が完全に乾いてしまうまでには結構長い時間(数時間)かかりますから、余分な部分をカットするのに1時間や2時間かけても、全く問題ありません。

Step2

残りの半分を同じように施工する

残りの半分も同じように接着剤を塗って、乾かし、クッションフロアを被せます。

この時、ちょっぴり部屋から出る事が難しいケースがありますが、出口までの避難経路を上手に確保しましょう。

一例として、自分が踏むエリアだけは接着剤を塗らないでおきます。

クッションフロアを被せるときにその部分だけ接着剤を塗り足すので問題ありません。

Step3

重なった部分をカットする

重なった部分をカットする場合、2枚のクッションフロアを切るので、力も必要になります。その問題を解決するのはよく切れるカッターの刃が重要になります。

切れないカッターで施工すると余分な力が必要になって、刃先が少しズレた時、ケガの可能性が高まります。

カッターの刃を取り替えたとしても、たいしたコストではないので、是非よくきれるカッターを準備してください。

継ぎ目処理剤を使用する

継ぎ目を補修すると、クッションフロアが長持ちします。継ぎ目剤は一般的にサラサラなので、ちょっと扱いが難しいですが、はみ出したところはウエス(捨ててもいい布)で拭い取ると、そこまではみ出したところは目立ちませんので、心配ないですよ。

壁とクッションフロアの境目にコーキングを打つ

壁とクッションフロアの隙間はカットの時にどうしてもできてしまいます。

プロが施工しても、1mm, 2mmの隙間は出来てしまいます。この隙間にゴミが噛み込んで、数週間でその箇所は汚くなってしまいます。

この問題を未然に防ぐために壁とフローリングの間にコーキングを打ちます。

コーキングを打つ際は、是非ともマスキングテープを使ってはみ出しを防止してください。

素人がコーキングを打つと、どうしても幅広になってしまいます。

コーキングは必要最小限の幅で施工するのが機能美として最も美しい仕上がりになります。

コーキング用のマスキングテープを是非使ってみてください。

塗料を塗る時に使うマスキングテープとは使いごごちが全く違います。

コーキング用のマスキングテープは白ではなく、青っぽい色で着色してありますので、はみ出した箇所がはっきりと確認できます。そうすることで、必要最小限の最も美しいプロ並みの仕上がりのこー禁句を施工する事が出来るようになります。

まとめ

理想の部屋

いかがですか?フローリングをクッションフロアに変更するのって、意外と簡単だと思いませんか?

自分の好みの部屋にリフォームするのにクッションフロアを活用するのはとってもコスパがいいですよ。

もしも、自分ではちょっと自信がないなぁ。という人はもちろんプロにお願いすることもいい選択肢だと思います。

数多くのリフォーム会社から選りすぐりの優良な企業を集めた一括見積もりのサービスもありますので、一度お問合せしてみるのもいいですね。

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