洗面所の床の穴をDIYで塞ぐ

洗面所の床の穴

さて、洗面所には大きな穴が空いていた。

2020年の冬は寒く、この穴から冷たい空気が侵入してきたので、とてもつらかった。

なぜ、こんな穴が空いているのか?

理由は、購入直後、洗濯機置場に排水口がない事に気が付き、もし、仮にこの場所に排水口を設置加工するとしたら、どんな方法が取れるだろうかと、床下の様子を探るために私が穴を開けてしまったからだ。

この穴は結果的に排水口の工事のときに役に立ったのだけど、穴を埋めるのにはちょっと技術がいる。

今回はその様子とテクニックを記録したいと思う。

まず、ネダ(床の板を支えている木材)の位置を確認した後、きれいな四角形になるように穴を広げる。

間違っても、ネダを切ってしまわないように!床が支えられなくなって、オオゴトになります。落ちます。

ネダを切ってしまわないため、丸のこの出た刃の長さを調整して、カットする対象の板厚マイナス1mmになるようにセットする。

次に、丸のこを使うときは、フリーハンドで切らずに、真っ直ぐ切れるように床にガイドを固定するのが良い。私の場合は端材をガイドとして使って、床に木ネジで固定した。ガイドがあるので、まっすぐに切るのが簡単になる。

丸のこで切れないところは、手ノコで切り落とす。

きれいな形の穴が用意できたら、穴から40x30の角材を2本通して固定する。(下の写真の矢印が角材を固定したコーススレッド)40mmが床に対して垂直になるようにする。この方が力が上からかかるとき(つまり、誰かが踏んづけたり、洗濯機の足を置いたりしたとき)、断面2次モーメントが大きくとれて、強いからだ。(きりっ!)

同じ部材でも、使い方で強度が変わってくるので、要注意!!と、偉そうに書いたけど、言われなくても、このブログを読んでいる人なら、直感と経験で分かりますよね!

角材と穴の大きさに切った構造用合板を固定したら、隙間をコーキングで埋める。

コーキングで埋める際、「バックアップ材」を使うとコーキングが穴の中に落ち込んでしまうことを防ぐことができると同時にコーキング剤の節約にもなる。

(バックアップ材とはヒモ状のスポンジのことです。いろんな隙間を埋めるのに重宝します。)

コーキング材を使って、周りの板との段差をなだらかにしたら、CF(クッションフロア)を貼る準備が完了。

別の機会にクッションフロアを貼る様子をUPしたいと思う。

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