先日、近所のマシンガンばあちゃんの娘さん夫婦から断られてからというもの不動産屋から物件紹介の連絡がありませんでしたが、今週末、新たな入居希望者さんが現れました。(マシンガンばあちゃんの記事はこちら)
嬉しい♪ 今度こそ、決まりますように!
入居希望者は若いご夫婦のようで、Uターンでの新居探しとのことでした。現在は都会に住んでいて、親元に帰ってくるという親孝行なご夫婦です。
今、家賃保証会社の審査を行なって貰っています。
今回は家賃保証会社について記事を書きたいと思います。
一言で家賃保証会社と言っても、いろんな会社があります。今回は代表的な2社について書きます。
家賃保証会社って、どんな仕事してるの?保険料はいくら?など、この記事を読めば家賃保証会社の基本が判ります。
家賃保証会社について

家賃保証会社は仲介業者を通さずオーナーが直接家賃保証会社へ申し込みができる会社とそうでない会社があります。
不動産投資の本を数十冊読んだ私ですが、どの本にも家賃保証会社をつけることを推奨しています。
私のようなサラリーマン大家ですとか、複数の物件を持つような場合、特に勧められています。
仮に家賃滞納が発生してしまった場合、その対応には時間も手間もかかるので、家賃保証会社に対応して貰ったほうがずいぶんと運営の手間が省けるとのことでした。
裁判になった場合などはその費用も保証会社が出してくれますし、その間の滞納家賃もオーナーに対して補償してくれるのですから、入らない理由はありませんね。
実際にはオーナーが入るのではなく、入居者への賃貸借契約時の条件として加えて、保険料は入居者負担としてもらいます。
オーナーが直接家賃保証会社への加入手続きができる会社
フォーシーズ株式会社はオーナーが直接家賃保証会社に書類を送って申し込みができる会社です。
しかも、仲介業者がいる場合には仲介業者が行う申し込み用紙への記入依頼や、重要事項説明などをオーナーが代行するために、契約後はオーナーに対して保険料の10%キャッシュバックがあります。
申し込みには案内書類に入っているアカウントを作るために必要な書類を郵送でフォーシーズまで送ります。
フォーシーズ(株)だと家賃保証の保険料は基本的に家賃の1ヶ月分(1年間)が目安です。
2年目以降は家賃の遅れがない場合、1万円(1年間)まで減額されます。1回の家賃滞納は許されるそうです。
1年目の家賃の1ヶ月分の保険料にも入居者の属性で50%割引があります。
オーナーに嬉しいのは、毎月家賃が振り込まれているか通帳に記帳する手間を省く事ができるサービスです。
入居者負担でジャックスの引き落としサービスを使ってもらえば、ジャックスから必ず月末にオーナーの指定口座へ家賃が振り込まれます。
引き落としサービス料は330円です。銀行振り込みでも手数料が300円くらいしますので、入居者の人にも家賃振り込みを忘れてペナルティを受けるというリスクを減らす事ができ、いいサービスだと思います。
実際、私もこのサービスを入居希望者に勧めたところ納得してもらえましたから、相談してみるのもいいかも知れません。
不動産会社を通してしか入れない家賃保証会社
日本賃貸保証株式会社(以下、JID)に問い合わせたところ、オーナーから直接の申し込みは受け付けていないと断られました。JIDは1995年から日本で初めて家賃保証を開始した老舗の会社になります。2020年には60万件の契約をしています。
窓口の人が言うには、JIDでは仲介業者を通しての申し込みが必要です。と申し訳なさそうに教えてくれました。
私も当初は、家賃保証会社は仲介業者の既に取引のあるところでOKとしていたので、フォーシーズ(株)のような会社があることすら知りませんでした。
ちなみに、JIDの場合、ベーシックなプランでは保険料は家賃の30%(賃貸契約時に支払う)です。2年毎に30%の保証料がかかります。家賃の引き落としは毎月27日です。引き落とし手数料は330円。手数料ははフォーシーズ(株)と同じですね。
こうしてみると、初期費用が安いのはJIDですね。入居者さんに優しい設定です。(オプションや入居者の属性により、初期費用などは変わってきます。)
※属性とは、その人の年齢、預貯金、借金の有無、職業、などなど金融機関が融資を行う時と同じようにその人の信用度を評価したものになります。
審査の日数
おおよその家賃保証会社が審査に必要とする時間は2、3日のようです。
不思議なのですが、今のような電子メールが発達した時代でも、申込書はFAXで送付したほうが審査の時間が短縮できるそうです。
審査の間は、じっと待つしかありませんが、ここでもちょっとオーナーとしてはヤキモキします。
と言うのも、複数の不動産仲介業者さん達に入居者募集をお願いしているので、申し込みがあった場合は仲介業者さんと情報を共有する必要があります。
重なるときには重なるもので、今回も若いご夫婦が入居申込をした日に別の内見者が現れました。
物件を内覧して、そのご家族にも物件が気に入ってもらったようでした。
内覧の途中で仲介業者の担当者さんから連絡が入りましたので、今から申し込みをしてもらっても、2番手になるということを告げました。
以前、こちらの記事で書いた通り私には苦い経験があります。
ある入居希望者から申し込みがあって、家賃保証会社の審査も通り、後はもう契約するだけ、となりました。そこで、私は仲介をお願いしている会社さんに契約が決まりそうなので、募集を取り下げて欲しいとの連絡を入れた事がありました。
その次の日、初期費用が思ったよりも高いとの理由で第一の入居希望者はドタキャンしました。
ドタキャン後、私はもう一度、各仲介業者さんへ入居募集を再開して欲しいとお願いのメールと電話をしたのですが、その後1ヶ月経過してもWEB 上の情報は更新される事がなく、募集終了となったままの会社も数社あります。
Yahooやat homeとかに載せて貰っていたので、人目につきやすくいい感じだったのに、ドタキャン後は仲介業者も面倒なのか、忙しいのか、WEB情報を更新してくれていません。
これって、結構な損失ですよね。
ということで、私は契約が完了するまでは仲介業者への募集依頼はそのままにする事にしました。
皆さんはどうやっているんでしょうか。もしよかったら、コメント欄で教えてください。
まとめ

今回は家賃保証会社の話をしましたが、
個人的に調べてみて、オーナー側が使い勝手が良さそうだと思ったのはフォーシーズ株式会社のサービスです。
お勧めしますが、特に何も貰っていませんよ^^
初期費用を抑えたい入居者さんの味方は家賃保証サービスの老舗であるJIDに軍配が上がりますね。
これらの情報はオーナーの知識として持っておくと、より幅のある提案を入居者さんに出来るのではないかと思います。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
それでは、また。
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